故障機器管理システムの開発

保守業務を効率化する統合管理プラットフォーム

PERIOD
電子基板のイメージ

プロジェクト概要

故障機器を一元管理するための業務システムの開発および保守を担当。既存システムの更改のタイミングで、新規にプロジェクトを立ち上げ、モダンな技術スタックにより効率的なシステムを実現しました。

デモアプリはこちら

課題と背景

故障機器の管理において、以下のような課題が存在していました。

  • 情報が正規化されておらず、検索が非効率。その結果、修理状況の把握が困難で、進捗報告に時間を要していた
  • 進捗があるかどうかを確認するために、担当者が逐次システムにログインし、確認する必要があった
  • 過去の修理履歴の参照が困難で、類似案件の知見活用ができていなかった

解決策

  • データベースの正規化を行い、検索機能を強化
  • リアルタイム通知機能を実装し、進捗がある場合に担当者へ自動的にメール通知を行う仕組みを構築
  • 過去の修理履歴を容易に参照できるインターフェースを提供し、類似案件の知見を活用
  • モダンなUIフレームワークを使用し、視認性や操作性も向上
  • システムと連携する周辺ツールも開発し、総合的に業務を効率化

成果

  • 故障機器の受付から修理完了までの一連のワークフローを管理し、各機器の修理状況を追跡できるWebアプリケーションを開発しました
  • 受付、調査依頼、修理対応など、各業務ごとの対応内容を記録し、報告書の作成を容易にしました
  • 対応状況に進捗があると、メールで担当者に通知する仕組みも構築し、報告の遅延や見落としといったミスを防ぎ、保守業務の効率化と品質向上に貢献しています
  • OracleDBからオープン系のDBへのマイグレーションも実施
  • 取り込みデータ加工のためのExcel VBA等も開発しました

開発期間

初期開発: 3ヶ月

要件定義から設計、開発、テスト、リリースまで3ヶ月で対応。

機能追加・改修: 10ヶ月〜

ユーザ様にご利用いただく中で出てきたご要望や課題に対して、機能を随時アップデート。

使用技術

  • Ruby on Rails
  • Vue.js
  • Vuetify
  • Vite
  • ESLint, Prettier
  • PostgreSQL
  • Docker